「いぶし瓦」は安土桃山時代に、その製法が日本に伝えられたと言われています。
当時の「いぶし瓦」は今のような銀色のツヤはなく、黒い瓦で、焼きムラがあった
もののようです。
現在の「いぶし瓦」は銀色の美しいツヤをもっています。
これは、炭素が粘土素地全体に浸透しているためで、表面だけでなく、
芯まで銀色なんですよ。
耐久性もよく、重要な建造物などに用いられています。